フットケアの重要性 -2- フットケアはなんのために必要なのか? 

フットケアの重要性 -2- フットケアはなんのために必要なのか? 

ドイツ式フットケアサロン セレネス なぜフットケアが大切なの????

足裏の状態を正しく保つことが重要であることは、「重要性 -1- 」でもご紹介いたしましたが、それがなぜ?なんのために必要なのかということを知っておくことはさらに重要です。
ここでは、足の役割を通じて足裏の状態を正しく保つことの重要性をご紹介いたします。
概要としてまとめておりますので、さらに詳しく詳しくお知りになりたい方は「ドイツ式 フットケア フットケアの役割」をご覧いただければと思います。

ドイツ式フットケアサロン セレネス「足」の役割

なぜフットケアが大切なのかを考えるために、まずは「足」の役割をみてみましょう。
・立つ
・歩く
・走る
これらは基本的な動作や運動なのですぐに思いつくでしょう。
ただ、これらは体全体の動作や運動とも言えます。
フットケアで言うところの「足」は「足裏」のことを主に指していますので、「足裏」に特化した役割を挙げてみます。
・支えるための土台となる
・体重を受けるクッションになる
・血液を押し上げるポンプになる
これだけではありませんが、わかりやすくまとめるとこの役割が代表的なものと言えるでしょう。
下に補足でもうちょっと詳しく説明しておきます…

ドイツ式フットケアサロン セレネス◼️支えるための土台になる

2本足で「立つ」「歩く」
そのためにはバランスが取れるだけの機能がなくてはいけません。
足裏の構造には横に一つ縦に二つアーチを持つ「3点アーチ」が備わっています。
なぜ3点なのか?
それは、縦、横、斜め、とあらゆる方向から加わる力を受け止めるには、もっとも効率が良く効果的だからです。
4本足のテーブルよりも、3本足のイーゼルの方が重量も軽く、どの方向からの力に対しても安定しています。
人間の足裏もこの3点アーチのおかげで安定したバランスが保てるのです。
また、足はつま先に5本の指があり、その指を動かせるように関節が多くあります。
これも、凸凹な地面を捉えるのには都合が良く、バランスを取るためには効果的な構造になっています。

ドイツ式フットケアサロン セレネス◼️体重を受けるクッションになる

これは、柔らかい筋肉としなやかな関節が大いに活躍します。
正しい歩行では「かかと」から着地します。
最初に体重を受け止めるのは「かかと」の役割です。
そのためにかかとの構造はシンプルで関節はなく、足裏の中ではもっとも厚い筋肉に覆われています。
まずこの部分で体重を受け止め、3点アーチの関節で重さを吸収・分散しながらつま先の部分に荷重移動します。
最後につま先の指の部分で、しっかり蹴って体を前方へと押しやるのです。
歩くだけではなく、走ったりジャンプして着地したりすると体重の3倍程度の重さを受け止めなければなりません。
それを可能にするのが、柔らかい筋肉としなやかな関節なのです。

ドイツ式フットケアサロン セレネス◼️血液を押し上げるポンプになる

血液は体全体を巡ります、当然のことですが足裏まで循環しています。
しかし、下肢の血液を重力に逆らって心臓まで押し戻すことは意外と大変なことなのです。
もし、心臓だけの力で循環させようとしたら常に心臓と同じ高さに体がないといけません。
つまり横になった状態ですね。
しかし、私たちは立ったり歩いたりするわけですから、心臓より低い位置にも血液は行き渡ります。
重力に逆らって血液を押し戻すために、人間は筋肉ポンプを活用して血流の勢いをつける中継機能を活用しています。
もう一つ、下肢の静脈には「逆流防止弁」みたいなものが備わっていて、血液が通過すると弁は一時的に閉じ、下に流れて戻らないようになっています。
しかし、筋肉ポンプの中継の助けがないと血液はなかなか上に上がって行けず、ついには弁を壊し下に戻ってしまいます。
そのことで、血液はそこで滞り押し上げられてきた新しい血液によって溜まりすぎてしまうので、逃げ道を作り瘤(こぶ)の中に溜まるようになります。
これが、下肢静脈瘤となるわけです。
血液を心臓へと押し戻す最初のポンプが「足裏」の大切な役割の一つです。
足裏から、ふくらはぎ、太もも、と徐々に大きな筋肉によってポンプされることで、無事血液は心臓へと戻れるわけですね。
この筋肉ポンプは筋肉の収縮の力によって生まれるので、足裏やかかとが硬かったり、収縮させない、つまり運動が足りないと静脈瘤とならないまでも、滞った血液では余計な水分を回収できなくなるので「むくみ」につながってしまいます。

ドイツ式フットケアサロン セレネス「爪」や「角質」について

「足裏」の働きは「足」と「脚」につながり、「立つ」「歩く」「走る」などの運動を支え、強いては体全体に影響を与えているのです。
それだけ大切な役割を担っているわけですから「ガサガサで硬いかかと」や「タコや魚の目が痛くてうまく歩けない」状態が良いわけはありません。

足裏だけではなく「爪」の役割も忘れてはいけません。
「爪」は指先の力を適切に使うための役割があり、つま先でしっかり地面を蹴るために必要な長さや形があるのです。
機会があれば、フットケアを受けるときにネイルケアも一緒に受けてみてください。
知らない方も多いと思いますが「深爪」の状態では、つま先で蹴る力が弱くなり、足首の運動が不足するためポンプ作用がうまく機能しなかったりと、正しい歩行につながらない場合が多いのです。

こういった「足のバランスが悪い状態」で生活をしていると、歩き方に偏りが生じ、前後・左右のバランスが崩れ、骨格の歪みにつながったり、負荷のかかった筋肉を痛めたり、コリが強くなったりしてしまいます。
また、血液循環を妨げたり神経伝達機能の低下を引き起こすきっかけにもなりかねません。
意外かもしれませんが、足の骨の数は体のパーツの中では一番多いものです。
それだけに重要な部位とも言えるでしょう。

一方で、足裏の角質層(70〜80層)はその他の部位の角質層(20〜30層)に比べ厚く、負荷も高いため硬くなりやすい部位でもあります。
歩き方や姿勢が正しくないと、足裏の部分的な負荷が高くなり、皮膚はその部分を負荷から守ろうとして硬くなっていきます。
タコや魚の目・かかとが硬くなるのはこのためです。
しかも、硬くなると古い角質は代謝により剥がれていくということができなくなるので、どんどん深い部分まで角質が硬くなってしまうという悪循環に陥ります。
水分も行き渡らず、乾燥するので角質のカサカサ度は増し、またさらに硬くなっていきます。
こうなると、「足裏の役割」を果たすことが出来ません。

フットケアで「ガサガサかかと」をフワフワにしたり、「タコや魚の目」をケアすることは単なる見た目の「ふわツル」だけに留まらず、しっかりとした正しい歩行や正しい姿勢、適切な血液循環を得るためにもとても重要なんです。
また、糖尿病を患っている方などは足裏のケガに気が付かず、重症化してしまうケースもあります。
普段から定期的にフットケアを受けることで、糖尿病の方のケガの早期発見にもつながり、重症化を防ぐことにもなります。
近年、フットケア外来が増えてきている理由はこういったことにあるのだと思います。
フットケアはフットケア専門のサロンで行うものだけではありません。
セルフケアで行うのもフットケアです。
古くなった角質を市販のフットケアグッズを使ってケアしてあげるのも大切ですし、クリームやローションを使って保湿してあげることも立派なフットケアです。
高価なフットケアグッズや専用のフットケアクリームなどを使うことは、それほど重要ではありません。
日々行うセルフケアは継続することが一番大切です。

プロによるフットケアとセルフケアによるフットケアをバランス良く活用しながら、身体全体を考えたフットケアを継続できるようにがんばりましょう!


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オプションタコ・角質除去の延長30分¥4,840¥4,600¥4,360
ネイルケアベーシックネイルケア30分¥4,840¥4,600¥4,360
ネイルケアぴかぴかネイルケア45分¥7,260¥6,900¥6,530
トラブルケア巻爪矯正(プレート)45分¥12,100¥11,500¥10,890
  • 上記会員割引の他も各種割引がございます。詳しくはこちら【会員割引】
  • フットケアの施術時間はフットバスを含め約60分となります。
  • 糖尿病の方は医師の許可が必要です。
  • 状態によって施術時間が前後する場合がございます。
  • ぴかぴかネイルケアは表面を少し研磨しますので、爪の状態によっては受けられない場合がございます。
  • 巻爪矯正の施術は状態を拝見してから判断させていただく場合がございます。

  • オプションやネイルケアはジャンプしたページで追加していただけます

表参道のドイツ式フットケアサロン | セレネス

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セレネスではドイツ式フットケアをご提供します。サロンは徒歩で表参道駅から7分・外苑前駅3分。体の末端にあるからこそ大切にしなければならない「足」の役割や、フットケア本来の目的など。ドイツ式ってどういうこと?フットケアはサロンで受ける必要ある?などの疑問も解決!

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